セッション5-①
サードプレイス~横浜市のローカルコミュニティにおけるオープンイノベーションへの取組

【概要】

社会学者レイ・オルデンバーグが提唱したサードプレイスとは、自宅(ファーストプレイス)、職場(セカンドプレイス)に対する第三の場所であり、コミュニティの核となる「とびきり居心地良い場所」のことを指します。
そこは、コミュニティライフのアンカーとなり創造的な交流を生む場所として期待されています。
現在、横浜市では、産官学によるオープンイノベーションの取組も盛んです。
また、市内15か所以上でエリアの名を冠した「リビングラボ」の取組が行われています。
今回は、横浜に縁があり、かつ本業の枠内を飛び出して横浜を舞台にご活躍されている4名の方をお招きして、活動の内容や街・人々への想い等についてお話をお聞きします。

【開催日時】

2020年12月18日(金)14時00分~15時00分

【申込方法(参加費無料・事前登録制)】

▼事前登録はこちら▼
https://zoom.us/webinar/register/WN_0aGyo5QpQmOJz-PmCnsbTQ
※配信はZOOMを予定しています。
ご視聴にあたっては登録が必要になりますので、上記リンクからご登録をお願いします(セッション単位ではなく、1日単位の登録となります)
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。

【登壇者】

西田司

西田 司氏
建築家/オンデザイン
東京理科大学准教授、明治大学特別招聘教授、立教大学講師、大阪工業大学客員教授。
ソトノバパートナー。「BEYOND ARCHITECTURE」発行人。
1976年神奈川生まれ。
使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、様々なビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践するオンデザイン代表。建築分野におけるコミュニケーションの可能性を探る実践をおこなっている。
主な仕事として「ヨコハマアパートメント」(JIA新人賞、ベネチアビエンナーレ審査員特別表彰)、オリンピック会場になる「湘南港江ノ島ヨットハウス」、島根県海士町の地域学習拠点「隠岐国学習センター」、復興まちづくり「ISHINOMAKI 2.0」、DeNAベイスターズが仕掛けるまちづくり「THE BAYSとコミュニティボールパーク化構想」など。
著書に「建築を、ひらく」「おうちのハナシ、しませんか?」「オンデザインの実験」「PUBLIC PRODUCE」「"山"と"谷"を楽しむ建築家の人生」「楽しい公共空間をつくるレシピ プロジェクトを成功に導く66の手法」。
http://www.ondesign.co.jp/

野村美由紀

野村 美由紀氏
(一社)Yokohamaリビングラボサポートオフィス理事、緑園リビングラボ代表
(株)Woo-By.Style 代表取締役
(一社)相続遺言支援センター 理事
大学卒業後、住宅メーカーで営業兼現場監督を経験。寿退社後2008年個人事業で起業し2013年に法人化。
同年に石井法務グループの理事に就任し高齢者支援の事業も開始。
現在はファミリー向けFES/企業・商業施設の販促やプロモーション/企業福利厚生/各種サービスやコミュニティーの構築・運営など様々な企画運営業務のプロマネをしながら、雇用ではないスタイルで働く女性たちにビジネスでの活躍の場を提供するプラットホームの運営と情報配信をしている。
それらの経験を活かし2019年にYokohamaリビングラボサポートオフィスの理事に就任。
同時に女性の学びと活躍をテーマにする緑園リビングラボを立ち上げ代表に就任。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/

太刀川英輔

太刀川 英輔氏
NOSIGNER代表。
デザインストラテジスト。
進化思考家。
慶應義塾大学特別招聘准教授。
デザインで美しい未来をつくる(デザインの社会実装)発想の仕組みを解明し変革者を増やす(デザインの知の構造化)この2つの目標を達成するため、次世代エネルギー・地域活性・伝統産業・科学コミュニケーションなど、SDGsに代表される分野で多くのデザインプロジェクトを実現。
プロダクト・グラフィック・建築・空間・発明の領域を越境するデザイナーとして活動する。
グッドデザイン賞金賞(日本)アジアデザイン賞大賞(香港)他100以上の国際賞を受賞し、グッドデザイン賞・DIA(中国设计智造大奖)・DFAA(アジアデザイン賞)・WAF(世界建築フォーラム)等、国家規模の国際デザイン賞の審査委員を歴任。
デザインや発明の仕組みを生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱し、デザイン教育者として日本の大企業・行政・社会起業家のセクターの中に変革者を育成している。
主な仕事にOLIVE・東京防災(東京都)・山本山・横浜DeNAベイスターズ・YOXO(横浜市)・MOZILLA FACTORY・aeru・越前漆(鯖江市)など。
https://nosigner.com/

加藤遼

加藤 遼氏
パソナJOB HUB ソーシャルイノベーション部長
IDEAS FOR GOOD Business Design Lab.所長
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師
法政大学社会学部卒業後、株式会社パソナにてリーマンショック後の若者雇用支援、東日本大震災後の東北復興支援、NPOのマーケティング支援などに携わる。
現在は全国の地域や海外を旅するようにはたらきながら、タレントシェアリング、サーキュラーエコノミー、サステナブルツーリズムをテーマとする事業開発に従事。
一般社団法人サステナブルビジネスハブ理事、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、NPOサポートセンター理事、多摩大学大学院特別招聘フェローなどを兼務し、ビジネス・パブリック・ソーシャルのトライセクター連携によるソーシャルイノベーションが専門。
https://jobhub.co.jp/

杉浦 裕樹

杉浦 裕樹氏
特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事
「ヨコハマ経済新聞」編集長、横浜オープンデータソリューション発展委員会 理事、関東ICT推進NPO連絡協議会 神奈川県幹事、一般社団法人マシンラーニングアソシエーション 理事、ファブラボ関内 ファウンダー、一般社団法人国際平和映像祭 理事、ピースデージャパン 共同代表、相生町内会(横浜市中区) 役員、関内まちづくり振興会 理事
学習院大学卒業後、舞台監督として国内外で音楽・ダンス・演劇等の現場を経験。
2002年にNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボの活動を開始し、2003年にNPO法人化。
2004年にニュースサイト「ヨコハマ経済新聞」を開設。2011年にシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」を開設。
2013年に市民包摂型ものづくり工房「FabLab Kannai」の運営を開始。
2014年に横浜市内の地域課題を市民参加型で解決していくウェブプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を開設。
LEARN、MAKE、SHAREのキーワードで学びと連携の場づくりに務めている。


▼プレイベントプログラム全体▼
https://www.sci-japan.or.jp/event/YOKOHAMA/smartcity_preevent.html

▼第9回アジア・スマートシティ会議(横浜市HP)▼
https://yport.city.yokohama.lg.jp/promotion/ascc