地域幸福度(Well-Being)指標とは
地域幸福度(Well-Being)指標とは、客観指標と主観指標のデータをバランスよく活用し、市民の「暮らしやすさ」と「幸福感(Well-being)」を指標で数値化・可視化したものです。市民一人ひとりが、デジタル化・スマート化は自分にとってどういう意味があるかを理解するためにも、デジタル化・スマート化に伴う心豊かな暮らしの変化を可視化することを目指しています。
また、デジタル田園都市国家構想では、目指す「心ゆたかな暮らし」(Well-Being)と「持続可能な環境・社会・経済」(Sustainability)の実現に向けた取組の指標として、行政だけでなく産官学、市民を含めた様々なプレイヤーの協力を引き出すツールとして活用されています。
開発・導入目的
- スマートシティ・まちづくりにおける「人間中心主義」を明確化 デジタルやデータではなく、市民の幸福感(Well-being)の向上に向けてスマートシティ・街づくりを始める
- 市民の視点から「暮らしやすさ」と「幸福感(Well-being)」を数値化・可視化 行政、企業からではなく、市民の視点に立ちスマートシティが市民の暮らしやすさや幸福感に繋がっているか、を確認しながら進める
- ランキングではなく、自治体が「個性を磨く」機会を創出 都市の個性をさらに磨く気付きの材料となり、それぞれの都市の特徴をグラフの形や数値から捉えることができる
- WHO等の国際的な枠組みを導入 世界的な基準と整合させた枠組みを導入し、日本のガラパゴス化を回避する
- 客観と主観データの両方を活用。無料でオープン化 基礎自治体毎の客観的に測定できるデータと市民の主観によるアンケートでデータの両方を無料で利用できる
- まちづくりのEBPM・ワイズスペンディングに役立てる データ(根拠)に基づいた政策立案・検証や、政策効果が乏しい歳出から政策効果の高い歳出への転換に活用できる
地域幸福度(Well-Being)指標の全体構成図
地域幸福度(Well-Being)指標は、地域における幸福度・生活満足度を計る4つの設問と、
3つの因子群(“生活環境”、“地域の人間関係”、“自分らしい生き方”)から構成され、因子群は合計24のカテゴリーに細分化されます。


利活用ガイドブック
地域幸福度(Well-Being)指標 利活用ガイドブック
各地域でのまちづくりの取り組みにおいて、具体的に地域幸福度(Well-Being)指標をどのように活用すればよいのでしょうか。
地域幸福度(Well-Being)指標利活用ガイドブックでは、地域幸福度(Well-Being)指標を活用しながら、まち全体のWell-beingを高めていくプロセスについて、具体的な活用事例も交えながら、解説しています。
分析用テンプレート
地域幸福度(Well-Being)指標を活用した分析・検討作業を行う際に使用する標準的なテンプレートをご提供しています。
本テンプレートの具体的な利用方法につきましては、地域幸福度(Well-Being)指標利活用ガイドブックをご参照ください。
ー関連動画ー
2023年5月18日 令和5年度 地域幸福度(Well-Being)指標活用説明会
2023年5月18日 令和5年度 地域幸福度(Well-Being)指標活用説明会
ダッシュボード
令和5年度版(全国調査/個別調査)
令和5年5月に実施した85,000人を対象とした全国Well-Being調査の結果及び自治体単位の暮らしやすさの客観データを下記リンク先よりご覧いただけます。
令和5年度に実施・提供された各自治体のWell-Beingアンケートは以下のリンク先よりご覧いただけます。
令和4年度版(全国調査/個別調査)
令和4年7月に実施した34,000人を対象とした全国Well-Being調査の結果を下記リンク先よりご覧いただけます。
令和4年度に実施・提供された各自治体のWell-Beingアンケートは以下のリンク先よりご覧いただけます。
アンケート設問票
令和5年度設問票
地域幸福度(Well-Being)指標は、地域における幸福度・生活満足度を計る4つの設問と、3つの因子群(“生活環境”、“地域の人間関係”、“自分らしい生き方”)から構成され、因子群は合計24のカテゴリーに細分化されます。
24のカテゴリー毎に、主観指標はアンケート設問、客観指標はKPIが、設定されています。
令和5年度版のWell-Beingアンケートの具体的な設問項目と回答選択肢は、以下ボタンより、ダウンロードできますので、ご参照ください。
提出用フォーマット
令和5年度版地域幸福度(Well-Being)指標アンケート設問票に基づきアンケートを実施された自治体の皆さまは、実施済のアンケートの調査データを以下のデータ提出フォーマット形式でご提出いただけますと、令和5年度Well-Beingアンケートダッシュボード(個別調査)にて、結果を閲覧することが可能となります。